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ペースを合わせるって、優しさ?それとも我慢?

「もうちょっと早くしてくれたらなぁ」
「私ばっかり頑張ってない?」

仕事でも家庭でも、誰かと関わってると、こんなふうに感じることってありませんか?
人と一緒にいる時間が長くなるほど、相手との“ペースの違い”がじわじわ見えてきます。

たとえば仕事。
「この資料、今日中に仕上げたいな」って思ってても、相手がのんびりしていてなかなか進まない。
最初は「しょうがないか〜」って思えてたのに、だんだんモヤモヤ…。

家庭でも同じ。
子どもが出かける準備をなかなかしない、パートナーがいつまでもスマホを見てて家事が終わらない。
急いでるのに自分だけが動いてる感じがして、「なんで私だけ…」って思っちゃうこと、ありますよね。

こういうとき、私たちはつい「相手に合わせなきゃ」って思いがち。
確かに、相手のペースに合わせるのって、やさしさの一つです。
その人の状況や気持ちに寄り添う姿勢は、とても大切。関係がスムーズになるし、信頼も育ちやすくなります。

でも、それが“自分のペースを全部削ってまで”だったら、どうでしょう?
相手を思うあまり、自分が疲れてしまってたら…それって本当のやさしさなのかな?と思うんです。

大事なのは、「相手に合わせること」と「自分を大事にすること」、どっちもできるようにしていくこと。
たとえば、今日は職場でちょっと頑張って合わせすぎたなって思ったら、帰り道に好きな音楽を聴いて、カフェに寄ってから帰る。
家では、自分の体力や気分を見て「今日はちょっと休ませて〜」って言っちゃう。
そんなふうに、自分のペースもちゃんと尊重してあげることって、実はめちゃくちゃ大事です。

無理に「どっちが正しい」とか「どうするべき」とか決めなくてもよくて、
その日その時の状況で、ちょっとずつ“ちょうどいいバランス”を探していけたらいいんじゃないかなって思います。

歩くペースが違う人と一緒にいるって、簡単じゃないけど、
立ち止まってくれる人がいたり、逆に「ちょっと待ってて」って言える自分がいたりするのって、
すごくあたたかいことだなって思います。

合わせすぎて疲れたときは、ちゃんと自分の心にも耳を傾けてあげてくださいね。
今日の自分がどんなふうに過ごしたいか、ちょっと立ち止まって考えるだけでも、気持ちが少し軽くなるかもしれません。

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