スマホと脳のおはなし
〜気づけばスマホに支配されていませんか?〜
朝、目が覚めてすぐスマホに手を伸ばす。
なんとなくニュースやSNSを眺めて、あっという間に10分、20分……。
夜、布団に入ってからもつい画面を見続けてしまい、「あれ?もうこんな時間?」と驚く。
そんな日、思い当たる方は多いのではないでしょうか。
便利で、情報も手軽に得られて、連絡もすぐに取れる。
スマートフォンは、私たちの生活にとって欠かせない存在です。
けれどその反面、スマホの使い方によっては、知らず知らずのうちに「脳」が疲れてしまうことがあるんです。
最近話題になっている「スマホ脳」という言葉、ご存知ですか?
これは、スマホの使いすぎが原因で、集中力や記憶力が低下したり、不安感が強くなったりする――そんな脳の状態を指しています。
「やるべきことに集中できない」
「SNSを見たあと、なんだか気分が沈む」
「夜、スマホを見ながら寝落ちしてしまう」
「スマホが手元にないと、なんとなく落ち着かない」
もし、こうした感覚に心当たりがあるなら、それは「スマホ脳」からのサインかもしれません。
30代40代は、特に仕事に家庭にと、何かと忙しい時期。
自分のための時間がつい後回しになりがちです。
だからこそ、スマホで手軽にリフレッシュしたり、情報を得たりすることはとてもありがたい。
でも、その“手軽さ”が、逆に心と脳を休ませる時間を奪ってしまうこともあるんですね。
では、どうすればスマホとうまく付き合っていけるのでしょうか?
たとえばこんな工夫があります。
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就寝前の30分〜1時間は、スマホを手放してみる
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SNSやニュースを見る時間を決める
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通知は必要最低限に絞る
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スマホを置いて、散歩や深呼吸をしてみる
どれも小さなことかもしれませんが、積み重ねていくと、心がふっと軽くなったり、頭の中がクリアになったりします。
スマホを完全に手放す必要はありません。
ただ、ほんの少しだけ距離をとってみる。
それだけでも、日々の心のゆとりはずいぶん変わってくるはずです。
忙しい毎日の中で、自分の「脳」と「こころ」をいたわる時間。
ちょっと意識してみませんか?
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