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スマホ脳についての続き

先日、スマホ脳について書きましたが、​スマートフォン(スマホ)の長時間使用が脳に及ぼす影響について、近年多くの科学的研究が行われています。以下に主要な研究結果の一部をまとめてみます。

1. 脳の発達への影響

東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授らが約220人の子どもを対象に、3年間にわたりMRIを用いて脳の発達を追跡調査したところ、スマホやタブレット端末をほぼ毎日使用する子どもたちは、大脳皮質や大脳白質の体積増加がほとんど見られず、脳の発達が阻害される可能性が示唆されました。 ​

https://rkb.jp/article/44311/?utm_source=chatgpt.com

2. 学力や認知機能への影響

同じく川島教授の研究では、スマホやタブレット端末の使用時間が長いほど、学力が低下する傾向が明らかになりました。 ​また、スマホの存在自体が集中力に影響を及ぼすことが示されており、机の上にスマホを置いているだけで、認知機能テストの成績が低下することが報告されています。 ​

3. 脳疲労と心理的影響

スマホの過度な使用は、脳の過労を引き起こし、記憶力や集中力の低下、さらにはうつ病や不安感情のリスクを高める可能性があります。​実際、1日4時間以上スマホを使用する大学生は、うつ病や不安感情を起こしやすいとの研究結果があります。 ​

https://woman.nikkei.com/atcl/aria/column/19/071500233/071600001/?utm_source=chatgpt.com

4. デジタル・デトックスの効果

スマホの使用を控える「デジタル・デトックス」により、脳の機能が回復する可能性が示されています。​例えば、スマホやアプリの使用を制限した結果、睡眠の質や仕事の生産性が向上し、読書や執筆などの活動を再び楽しめるようになったとの報告があります。 ​

まとめ

これらの研究から、スマホの長時間使用は脳の発達や認知機能、心理的健康に悪影響を及ぼす可能性が示唆されています。適切な使用時間を守り、デジタル・デトックスを取り入れるなど、スマホとの適切な付き合い方が重要と言えますね。

https://note.com/kana872/n/n72667a43d50a

https://note.com/kana872/m/mdaaed40b78fd

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