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日常を幸せにするためにできること

第2回:幸せを感じるための心の準備

前回は、日常にある小さな幸せに「気づくこと」の大切さについてお話ししました。今回はその続きとして、そもそも私たちが“幸せ”を受け取れる心の状態とはどんなものか、そしてそのためにできる準備について、少しだけ一緒に考えてみたいと思います。

https://note.com/kana872/n/na003c7a98220

心がいっぱいだと、幸せは入りづらい

たとえば、美しい景色が目の前に広がっていても、心の中が不安や焦りでいっぱいのときには、その美しさに気づけないことがあります。誰かの優しさに触れても、「どうせ建前でしょ」と素直に受け取れないことも。

これは、心に余白がない状態。

幸せは、あたたかな光のようなものです。だけど、その光が入ってくるためには、心に少しの「空きスペース」が必要なのです。日々の忙しさ、考えごと、プレッシャー、人間関係…私たちの心は、知らず知らずのうちにたくさんの「荷物」を抱えてしまいがちです。

だからこそ、幸せを感じるための最初の準備は、「いったん立ち止まること」なのかもしれません。

心を整えるためのちいさな習慣

大きなことを変えようとしなくて大丈夫です。ほんの少し、毎日に“余白”をつくること。以下のような習慣は、心にスペースを取り戻す手助けになります。

  • 深呼吸する時間をつくる
    1日1分でいいので、静かに呼吸だけに意識を向けてみましょう。スマホを置いて、音も消して、目を閉じる。それだけでも、心のざわざわが少しずつ落ち着いていきます。

  • 「今ここ」に目を向ける
    過去の後悔でも、未来の不安でもなく、今の自分の手の中にあるものに意識を向けてみます。手のぬくもり、部屋の光、風の音。小さな“”を感じることで、心がゆるみます。

  • 誰かに優しくする
    幸せは、受け取るだけでなく、与えることでも増えていきます。笑顔で「おはよう」と言う、小さな「ありがとう」を伝える――そんな行動が、自分の心をほぐしてくれます。

  • ひとつ、手放してみる
    余白を作るには、何かを「やめる」「持たない」ことも必要です。完璧であろうとすること、いつも誰かに合わせること、なんでも一人で抱えること…ちょっとだけ、ゆるめてみましょう。

幸せは、「感じる力」で変わる

大事なのは、“幸せはどれだけあるか”よりも、“どれだけ感じ取れるか”。
そしてその「感じる力」は、心の状態に左右されます。

疲れたとき、落ち込んだとき、余裕がないとき。そんなときには、無理に幸せを感じようとしなくていいのです。まずは、「今日は余裕がないな」と気づくだけで十分。気づくことで、少しずつ気持ちはゆるんでいきます。

私たちの心は、いつも一定ではありません。元気な日もあれば、沈む日もある。でもどんな日にも、小さな幸せはすぐそばにあります。ただそれを受け取るには、「準備」がいる――それが、今回のテーマです。


次回予告

次回は「自分らしさ”を見つけることと幸せの関係」についてお届けします。
自分って何だろう?と考えることは、実は幸せを深く感じるための大切なヒントかもしれません。


https://select-type.com/rsv/?id=tPmjurDQByE

https://note.com/kana872/n/n72667a43d50a

https://note.com/kana872/m/mdaaed40b78fd

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